新築の家を手放す理由とは?売却するためにやったこと【6選】

せっかく建てた新築の家を手放すには、それなりの理由があるはずです。

思う家を建てた時は、みんな「ここが終の住処だ!」と思うことでしょう。

希望に満ちた気持ちでいっぱいのはずです。

そんな家を手放す理由ってなんだろう…

今回は家を売却して、別の場所で新築を建てた筆者の経験談をご紹介します。

ぜひ最後までお読み下さい。

目次

新築の家を手放す理由とは?

新築の家を手放す理由は色々あると思います。

離婚

一生を共にする人と、一生一緒に住むために建てた家ですが、離婚となると結構なお荷物になるのが家。

私は実は一度離婚していますが、売却時は全く離婚の予定はありませんでした。

転居

家族の転勤などにより、新築の建築後に急遽転居しなければならないこともあるでしょう。

お子様の年齢や、家庭の事情によっては単身赴任をお願いすることもあると思いますが、中には家を売却し、一家で引っ越すこともあるかもしれません。

私の場合は、転勤族でもないので、ここにも当たりません。

親族の都合

私の場合はここです。

私は一人っ子ですが、祖父の意向により、結婚して1年半後に全く別の土地を購入し、そこに新築一戸建てを建てました。

しかし、祖父が病気を患い先が長くないと分かった時に

「土地を継いでほしい」と言われました。

その時は、まだ築3年。

正直「いや、無理でしょ!」と思いましたが、今は別の場所に2回目の家を建てて住んでいます。

新築の家を売却するには

祖父の思いを知ってから、初めての週末を迎えた日、私たち夫婦はすでに動き出していました。

住宅メーカーに相談

何もわからないため、まずは家を建てた住宅メーカーに相談に行きました。

担当者に「売却したい」と伝えた時の驚いた顔は今でも忘れられません…。

売却できなくはない、と言われまずは反応があるか試してみることになりました。

住宅メーカーの広告に載せてもらう

こちらに関しては費用が発生しないので試しに3回ほど載せてもらいましたが、一度も反応はありませんでした。

近所に売りに出すことをまだ公にしたくなかった事もあり、詳細な情報を出していなかったからかもしれません。

不動産会社が一斉に検索できるサイトに掲載してもらう

あまりに反応がないため、検索サイトに載せてもらうこととなりました。

こちらに掲載されてから3件ほど反応がありました

しかし、最初の2件は住宅ローンの仮審査落ちでダメでした。

正直、1件目で決まると思っていたので、立て続けにだめだったことに、喜んでは落胆し、精神的にもきつい日が続きました。

3件目は審査的にはOKのはずでしたが、ご家庭の都合でキャンセルとなりました。

家の買取サイトに査定を出した

売却だと、買手様の都合でなかなか難しいこともあったため、買取サイトで査定を出しました。

しかし築3年ということもあり、残高もまだまだ残っていたため、買取にすると残高を帳消しにできるほどの買取金額はまったく届きませんでした。

金額差を現金で埋めるほどの資金の余裕もないため、諦めました。

査定額が想像以上に低かったのも驚きました。

残高の半分位の買取金額でしたね…。

新築の家を売却するためにやったこと

今まで家に住みながら内見を行っていましたが、内見が来るたびに家をピカピカに片付けることが苦痛になってきていました。

当時の我が家の状況
  • 我が家には2歳児と0歳児がおり、常におもちゃが散乱している状態。
  • 夫婦ともに正社員勤務。
  • 内見前日の夜は夜中まで片付をし、掃除… 。
  • 当日の朝には、おもちゃを全部車の中に詰め込んで、見た目をキレイに整えて当日お出迎え。

こんな状況に、内見依頼が来ても、段々疲弊して行くのを実感していました。

空き家にする

いつでも内見が出来るように。

また、気兼ねなくみてもらえるように。

まだ買い手もついていない状況で、空き家にして実家に居候させてもらうことにしました。

住んでもいない家にローン払うの?

とも思いましたが、売却時に少しでも残高が減っているんだと切り替え、引っ越しました。

アパートに住むという事も考えましたが、資金面に無理があり諦めました。

不動産会社を変更する

また家を建てる時は同じメーカーでと思っていたため、住宅メーカーから紹介されていた不動産会社に依頼していましたが、考えを改めて全て入れ替えることにしました。

新たに住宅メーカーを絞り、現状の相談をし、なおかつ、売却できたらすぐに建築を開始できる状況を用意してくれるところに依頼しました。

新しい不動産屋との出会い

実家に転居し居候生活をしながら、新たな住宅メーカーとの打ち合わせが始まりました。

新しい不動産屋

住宅メーカーとの打ち合わせの時に、不動産屋さんもその場に来てくれました。

今までの経験を説明したところ

3ヶ月で売ります!

との力強い言葉をいただきましたが、私たちは半信半疑。

だって、売却を決めてからここに至るまで、すでに2年近く経過していたのです。

それが3ヶ月で決まるわけないと。

不動産屋を変えて1ヶ月経った頃

広告やネットに掲載してもらったところ、何件か問い合わせがあったようです。

そこで不動産屋さから提案されたのは、金額を100万下げること

でも、これは想定範囲内。

元々下げた後の金額で売れれば、次の家を建てるにも支障はない範囲内でした。

そして値下げを決行した数日後、本気で検討してくれる方が現れました!

その方はすんなり話が進み、一気に契約へと結びつきました。

結果

3ヶ月で売ります!の言葉通り、見事に3ヶ月で売却を決めてくれた不動産屋さん

不動産屋によって戦略や、得意分野、不得意分やもあるので、うちは変えてみて結果がついてきた感じです。

売却を決めてから、実際売却が決まるまで、約2年半。

築3年だった我が家は、築5年になっていました。

今は祖父の土地に家をたてて、そこで生活をしています。

お家の売却に悩んている人に、少しでも役立つことがあれば嬉しいです。

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