今現在、着々と日本列島を北上している台風10号。
スペックを見るだけでも恐ろしいですが、小さい日本をなぞる様に進もうとしています。
九州から北日本を網羅しそうな勢いですが、
今まで台風が上陸した回数が多い県はどこだろう?と疑問が…。
ということで、調べた結果をご紹介します!
日本で台風の上陸数が多い都道府県のランキング
- 位 鹿児島県
- 位 高知県
- 位 和歌山県
- 位 静岡県
- 位 長崎県
1位 鹿児島県 43個
https://www.sankei.com/article/20220918-OUM4WDACW5OYHPPNI5SP6HDWPY/
ダントツ一位は、鹿児島県です。
2022年9月の台風14号は、伊勢湾台風に匹敵する「過去最強クラス」と言われました。
屋久島町で最大瞬間風速43.5メートルを観測するなど各地で観測史上1位を更新し、
10メートルを超える猛烈なしけとなりました。
鹿児島市付近に上陸した時の中心気圧は935ヘクトパスカル!
観測開始以来、4番目の低さでした。
鹿児島市ではマンションの建設現場でクレーンが折れ、土砂崩れや住宅の損壊が続出。
県内で18人がけが、住宅被害は368棟に上りました。
今現在も鹿児島に台風が近づいています。
どうか、最小限の被害で済むことを願います。
2位 高知県 26個
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/calendar/145/
昭和45年(1970)8月21日午前8時過ぎ、台風10号(土佐湾台風)が幡多郡に上陸。
最大風速46mを記録し、高知地方気象台開設以来最大といわれる大型台風となりました。
県内の死者・行方不明者は13人。
須崎市の雨量は165ミリ(8月20日~21日)に達し、高潮・高波による農林水産施設の被害は多大となりました。
被害は罹災世帯4,480世帯、家屋の全半壊444戸、浸水家屋495戸、被害総額約37億3,150万円。
3位 和歌山県 25個
https://wakayama.keizai.biz/headline/1256/
平成30年8月28日に発生した台風第21号。
和歌山県和歌山市和歌山の最大風速39.7m/s(最大瞬間風速57.4m/s)を記録しています。
その他過去には甚大な被害を出した昭和34年9月26日の伊勢湾台風。
死者17名、負傷者56名、全半壊2,321棟、浸水8,044棟の被害を出しています。
4位 静岡県 22個
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/calendar/108/
1958年9月26日 台風第22号が上陸しました。
のちに狩野川台風と名付けられる事に。
伊豆半島の静岡県湯ヶ島では年間降水量のおよそ3分の2となる24時間降水量694mmを記録!
近くを流れる狩野川流域が氾濫しました。
24日には877hPaの中心気圧を観測しています。
5位 長崎県 18個
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/550759/
平成3年9月16日09時に発生した台風19号。
23日15時から24日15時にかけて台風の中心気圧は925hPa、中心付近の最大風速は50m/sに発達!
大型で非常に強い勢力(中心気圧940hPa、中心付近の最大風速50m/s、風速25m/s以上の暴風域の半径300km)を保ったまま 16時過ぎに長崎県佐世保市の南に上陸しました。
長崎県では死者5名、負傷者257名、全壊家屋158棟、半壊家屋2453棟、一部損壊87955棟、床上浸水61棟、床下浸水61棟。
甚大な被害を残しました。
まとめ
台風が日本に向かってくる!と必ず話に出てくる県が上位を占めました。
台風上陸数が多いとは決して嬉しい話ではないと思います。
でも、その分だけこちらの地域に住む方は知恵、知識、経験を持っているはず。
今この瞬間も台風が近づいています。
被害が少しでも少なくなる事を祈るばかりです。